J.B.さんの観戦記
9・7 FMW福井大会

今回も競作です。
ろっちの観戦記も読む事をお勧めします。


街角のポスター。
ど真ん中に位置する「"ハヤブサ"改め"H"」の写真の上に「ハヤブサ登場」の張り紙が・・・
年に1回しか来ない地方には、流れが早すぎる最近のFMWを象徴するヒトコマ。

金沢のろっち師匠と会場前で待ち合わせ。
デジカメで大日本の画像を見せてもらったり、とりとめも無いお話をしながら 開場を待つ。
客の出足が悪く、1時間前だというのに 人影もまばら。 
平日の福井は立ち上がりが悪いのが普通だが、この日は特に少なかった。
コレ大丈夫なんかいな、と不安に思いながら 開場。
席を確認。
やっぱりコーナーポストが邪魔で見にくいなぁ。
6人タッグでのグランドの攻防なんか 見れないだろうな、でも、まぁ入場口のすぐ近くだからいいか。
一列目は ほぼ埋まっちゃってる。遠征組がホトンドみたい。やっぱ 固定客が多いねFMWは。

そーこうするうち、「只今、売店では黒田選手が・・・」のアナウンスにまんまと誘き出されて売店へ。
周りをウロウロして写真だけ撮る。
引き続き ハヤブサ登場。やっぱり写真だけ(^^)

で、結局 試合は案の定、15分オシでスタート(^^)

第1試合
 ○ F市原(片エビ固め)牧田 理 ×
今日のカード知らずに来ちゃったケド、新人のデビュー戦が3試合もあるのね。
いく開幕戦とはいえ、三選手同時デビューとは。
貴重な日に遭遇したなぁ。10年後に自慢できるといいなぁ(^^)
・・・でも、牧田クン・・・だっけ?(^^)
ホトンド覚えて無かったりする(^^) 
確か、ドロップキックは良かったような・・・。
記憶に無いってことは、いわゆるふつーの「デビュー戦」だったんだろう。
ラストは 「ある意味」受けの達人(つまりは「やられキャラ」)の市原がコーナー2段目からの ムーンサルトでピン。

第2試合
 ○ チョコボール向井(投げっ放し風車式バックブリーカードロップ??)佐々木 義人 ×
チョコさんのテーマ曲がかかると 場内笑い混じり(^^)
さすが 男性陣への知名度は絶大。
・・・でも、チョコさんに 新人のデビュー戦の相手って、大丈夫なん?とやや不安なままゴング。
意外と 基本ムーブをソツなくこなすチョコさん。
まぁ この辺は 前回 後楽園で見た。
新人はやっぱり ドロップキックがいいね。
その場跳びも そこそこの打点の高さ。
そうこうしてるうち、試合はロープワークの展開に。
ここでチョコさん、華麗に風車式ワンハンドバックブリーカーへ(いくように見えた)。
でも高さが足りず、膝を立てる前に 義人クンの体は 肩口からマットへ墜落。
チョコさんカバー。新人クン返せず。
・・・ん〜、なんか可愛そうなフィニッシュ。
チョコさん、ちょっとスタミナ切れてたかな?
そういえば お腹も ポコっと出てたような・・・(^^)

第3試合
 ○ 保坂 秀樹(拷問式テキサスクローバー)森田 友和 ×
さすがに 同じような展開の「デビュー戦」が3試合も続くのはツライなぁ と思ってたら、この試合が 結構アタリ。
森田は さすが新人3人衆のトリだけあって、一番上手い。
いきなり タックル合戦で保坂を吹っ飛ばして 客席を沸かすと、基本のアームロック。
しかもホイップで返されても ロックを離さずまた上のポジションをキープしちゃうという、新人らしからぬ器用さも披露。
逆さ押さえ込みや 丸め込み系の技で見せ場をつくれば、逆エビを決められて エスケープする時も「タメ」をつくりながらロープを掴むアクション。
もう「観客の目」を意識してる(^^)
しかし保坂も 大音響チョップ&大音響叩きつけボディスラムで試合を締める。
返し技で3カウント取られちゃいそうになるんだけど、締めるトコは締める。
さすがに 前の2人から比べると 安定感がある。
最後は ステップオーバーせずに背中に膝を当てるカタチのテキサスクローバーで 厳しさを見せての勝利。
保坂、やっぱり上手いわ。

第4試合
 ○ 邪道(クラップラー   アレックス・ピチュウ
   外道  フェースロック)ブライアン・マッドネス ×
ガイジン組は、入場時からハイテンション。
リングサイドを1周して 最前列の観客にタッチ。
リングインしてからも、コーナーに上って 煽る煽る。
やはり、最初に出てくるガイジンって、地方興行では盛り上がるポイント。
続いて入場の邪外。花道には この日初めて 人だかりが・・・。
邪道はリングサイドで水吹きのパフォーマンス。大ちゃんみたい(^^)
そして ギャングスターを交えて いつものポーズ。
・・・結局、このシーンが この試合の一番のハイライトになってしまった。
ガイジン組は しきりに邪外道を挑発。これに応じる外道。
・・・でも、ガイジン組の攻撃が、なんかチグハグ。
ラリアットにしてもエルボーにしても「ぺチッ」って音だし、邪道にしかけたフランケンも 体が横に流れて邪道は場外にふっとばされるし。
それに対する邪外の攻撃もラフ主体で 大きな見せ場が無かった。
最後は コーナー最上段に上ったマッドネス(の方だったと思うんだけど)を、ギャングスターが下からシンガポールケインで一撃。
落っこちてきたトコロをクラップラーフェースロックに捕らえて タップ。
邪道に最近 クリス・ベノワが「入ってる」事も観客には伝わりにくいんだろうなぁ。
個人的には 邪外のこーゆー「プロレス小僧」的なトコが好きなんだけど。
タッグ屋が タッグマッチで内容に当たり外れがある、ってのはちょっと問題だなぁ。
中山の「オラオラオラ」って甲高い声だけが 響き渡る試合でした(ToT)

第5試合
 ○ GOEMON(後方回転   リッキー・フジ×
   井上 京子    エビ固め)工藤 あずさ
こんな怪しい組み合わせ(基本的に怪しいのは 一人だけの筈なんだが・・・)に入っても、違和感無くなっちゃったね>京子。
で、期待通りに 楽しいプロレスを披露する。
試合前は くどあを無視して リッキーにしおらしく握手を求める。
京子って リッキーマニアだったの?
くどあと組み合って お互いの顔を見て「オエ〜」。
そして なんと、くどあを押し倒して・・・え?うそ?と思ってるうちに股間「いただきまーす」攻撃。吹っ切れてるなぁ、京子(^^)
そうかと思えば、くどあの巨体をロメロで上げようとする京子。
コレは残念ながら 足のフックが外れて失敗したが、今度はハードヒッティングのラリアットでふっ飛ばし、 なんとアルゼンチンで担ぎ上げる!!
いーぞいーぞ!!
そうか、くどあって、京子を光らせるためのキャラだったのか!
・・・と思わせるほどの活躍ぶり。
一方のリッキー&GOEMONは、相変わらず じっくりしたレスリングを展開。
 やっぱり 試合が締まるなぁ。
終盤、京子vsくどあが 場外で延々掴み合いを続けるうち、GOEMONの逆カミカゼが炸裂!!
怒ったリッキーが カミカゼで反撃。
トラースキックからカバーにいったところを間一髪 京子がカット。
さらにリッキーが2発目のカミカゼを狙ったところをm京子が背後からの急所攻撃→GOEMONの丸め込み with半ケツでピン。
試合後、半ケツ状態のまま、引き上げていくGOEMON組に怒りをぶつけるリッキー。
必死に リッキーのお尻を隠そうとする良識派の生転換レスラーが 妙にかわいかった。

休憩
ここで デジカメの電池&メモリ切れ。
しまった、予備のメモリカード持って来てない!
というわけで ブレブレの画像を消去するため、デジカメと格闘。
そのころ売店では 谷本さんが営業していたそうな。後悔(ToT)

セミ
 ○ ミスター雁之助(サソリ固め)田中 将斗
   佐々木 嘉則         山崎 直彦 ×
やっぱり 田中、雁ちゃんクラスが出てくると盛り上がり方が違う。
特に 田中の入場時の歓声は凄かった!
そして佐々木&山崎。
この2人がセミに出てくるのも自然になってきた。
佐々木は、前回の後楽園立見席では解らなかったが、近くで見ると さすがにデカイ。
山崎は、前髪をギザギザに刈り込んでる。やっぱ、ヘンだよぉ(^^)
ゴング直後、大タナカコール。
やってらんねーよ、とばかりに花道を引き返す雁ちゃん。
すると、場内は 雁之助コール。
気を取り直して リングへ戻る・・・お約束のツカミ。
そしていきなり タックル合戦からチョップ合戦!!
これが 大迫力!!さすが、重みが違う。
場外の攻防では 雁ちゃんがこっちに山崎を放り投げる。本日初退避。
リングに戻ると、雁ちゃんのサソリが山崎を捕らえる。
あまりのクリソツぶりに 場内からは「チョーシュー!」の声が飛ぶ(^^)
終盤、コーナー対角を使っての田中のボディプレス&山崎のダイビングヘッドが雁之助に炸裂!!
これを呼び水に 山崎が雁之助を丸め込み系の技で追い込む。
そして 綺麗なジャーマン!
 コレが結構急角度だったんで あわや と期待したんだけどなぁ。
結局は 雁之助の2度目のサソリで 山崎がタップ。

メイン
 × 冬木 弘道   (ファイヤーバード   ハヤブサ ○
   金村 キンタロー  スプラッシュからの 黒田 哲広
   新宿鮫           片エビ固め)大矢 剛功
「鮫」って誰やねん「鮫」って?・・・と思ってたら、先日 田中を奇襲した大角だった。
キン&鮫、冬木、大矢、ハヤ&最高の順で入場。
金ちゃんの入場は やっぱり1番人気やね。
しかも、こっち側(自分の座ってるコーナー)からの入場!!
こら、踊らなソンやで〜とばかり おもむろに立ち上がり花道へ。
おぉ!金ちゃんの目の前で踊っちゃったぜ!!
こりゃ、写真なんか撮ってる場合じゃない!!
今度は 反対側のコーナーから 大矢の入場。
地方興行には珍しく、谷本さんのナマ歌つき。
間奏で
「福井のみなさぁ〜ん、応援宜しくおねがいしま〜す」と呼びかける谷本さん。
いいなぁ、なんか 違う会場にいるみたい(^^)
そして曲は2番に突入。
するとリング上のキンちゃんは「オイ、2番も歌うのかよ?」とレフェリーにアピール(^^)
・・・でも、レフェリーに抗議しても・・・ねぇ(^^)
試合は 最初から最後まで 動きまくりのFMWらしい展開。
ともすれば バタバタしてるだけにしか見えない攻防を締めてるのは、やっぱり それぞれのキャラ。
金ちゃんはアラビアン殺法(セカンドロープからのムーンサルト)を決めてすかさず 宮尾すすむポーズ!
鮫にタッチしてコーナーに戻る時も、カメラマンに向かって「ハイッ!」(^^)
で、この鮫が、思ったより良かった。
線は細いけど、飛ぶ飛ぶ。
グローブつけながら この試合の流れについていったのって、ある意味スゴイ。
中盤、黒田が捕まる。
金ちゃんの場外ダイブ on the table、コーナーに貼り付けられての机攻撃。
そして 体制派の標的はハヤブサへ。
トリプルスーパーパワーボムが炸裂!!
ハヤブサは なんと自力で返すも、すかさず冬木スペシャル!!
ここで場内 ハヤブサコール!! 確かに、このヘンは危なかった。
さらに3人がかりのパワーボム狙いを フランケンで返すハヤブサ。
ラストは混戦から、ファイヤーバードで冬木をピン。
あ〜あ、冬木が取られちゃたよ。
そーいえば、試合中も 膝痛そうだったしなぁ。
でも、いくら負けても傷のつかないキャラ&ポジションを確立したとはいえ、最近の冬木は タッグで負けすぎ。
シングルの勝率はいいから、さらにタッグの負けが目立つ、ってことかな?

試合後
メイン終了のゴングと同時に 観客がリングサイドへ殺到。
名物だから、俺も行ってこよ〜っと、という感覚でリングサイドへ。
でも、もみくちゃにされて、写真どころじゃなかったね。
そしてなんと、ハヤブサがマスクを脱いで マイク。
「福井のみんな、久しぶりだな!札幌では 冬木を焼きブタにしてやる!」
観客は マットを叩いて反応。
そしてお馴染みの「お楽しみは これからだぁ〜!」で締め。

総評
全体的に 選手層は厚くて、それぞれのキャラがしっかり定着しているFMW。
セミやメインの試合の安定感は さすが。
でも、前回の後楽園でも そーだったけど、しょっぱいものは とてつもなくしょっぱい(^^)
まぁ、試合の当たり外れは どの興行でもあるけど、激しすぎるのよ、ココのそれは(^^)
でも、出足悪かった客席も 結構 埋まってたし、なんだかんだ言っても、楽しんじゃうんだよねぇ。
実は しょっぱい試合も 嫌いじゃなかったりして。
しょーがないさ、プロレスファンなんだもん(^^)

アレ?そーいえば元川は?(^^)

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