みどりさんの"感染"記
6・25 新日後楽園大会
前々から一度見てみたいと思っていたメジャー団体の後楽園での試合。
それがたまたま日曜日にあると知って、チケットぴあのプッシュホン予約に電話したのが約1ヵ月半前。
安い席でいいやと思っていたのに、ことごとく「予定枚数は終了しております」のアナウンスが流れ、結局取れたのは7000円の特別RS。南C列。優雅な気分で見られる(?)備えつけの椅子席である。
6時すぎに会場に到着。今日は古くからのプロレスファンの連れが一緒だ。
会場の周りにはけっこう男子多し。ふだんよく見に行く団体とは完全に客層が違う感じ。
中に入るといきなり長蛇の列。どうやら売店でG−EGGSのサイン即売会をやってるようだ。
一瞥もせず(笑)中へ。席はリングに向かって左側のはじっこの方。
通常(というか今まで何回かここで見た団体)だと青コーナーの入場通路の近くなのでひょっとしたら選手に触りに行けるかも?とヨコシマな考えも浮かんだのだが、よ〜く見ると目の前はニュートラルコーナー。青コーナーは北側にある。なんでい。
今日の観戦は私的には緊張感ゼロ。よってビールを飲みながらの観戦にする。どう考えても自分のとこまで選手は飛んでこないだろうしね(笑)。
西側の通路を行き来する選手を見て「あ、柴田だ」「木戸だよ〜」とうれしそうな連れ。
私は…見ても誰が誰だかさっぱり(汗)。これは情けない。
あ、でも横の通路をわっしわっしと歩いていく中西はわかったぞ。
定刻を5分ほど過ぎてテレビでおなじみのテーマが流れ、それに合わせて大きな手拍子。
ホール全体がうねりとなってるような迫力である。すごい。試合開始前にすでにこんなとは。
やがてケロちゃんがリングに上がり、対戦カードの発表。
よく聞いてなかったが(笑)、すでに発表されていたカードに若干の変更があるようだ。
私的には8人タッグが6人タッグになろうと態勢に影響なし、って感じ(笑)。
いずれにしてもメインのタイトル戦まで全7試合。長そうだなあ。ふだん4〜5試合の団体しか見てないからそう感じるんだろうけど。
それでもパンフを見ると、出場してない選手もたくさんいたりして。すごいなあ。
○第1試合
井上亘 vs 棚橋弘至
棚橋はへなちょこなモヒカンスタイルで、真ん中の髪を立てている。
黒タイツにその髪型はどーかと思うぞ。
若手同士の試合らしく、勢いよくぶつかりあう2人。
私はどっちかっていうと棚橋が好みだが(笑)、会場はどうやら井上びいきのようだ。
棚橋よりも井上の技が決まった時の方が盛りあがるのだ。なぜ?
その声援に後押しされてか、井上が弓矢固めで棚橋をギブさせる。
勝った瞬間、飛びあがって本当にうれしそうな井上。
2人の間ではひょっとして初勝利だったのか?
○第2試合
真壁伸也&エル・サムライ vs
ネグロ・カサス&ケンドー・カシン
2試合目なのにもうカシンが出てる。さすが層が厚いぞ。
カサスはややルチャ系の選手だそうだが、あまりそれらしき動きは見られなかった。どうせならもっと飛んで欲しかったぞ。
カシンはテレビでの印象通り、一匹オオカミ風な感じ。
相手がかけようとする技をすかしてみたりとか、けっこうやりたい放題。いいなあ、こういう無頼派っぽいの。
試合の方はカサスが奮闘むなしくサムライにフォールを取られてたな。決め技は覚えてない…(笑)。
○第3試合
獣神サンダー・ライガー&平田淳嗣 vs
ヒロ斉藤&後藤達俊
J-CUPでさんざん耳にやきついた♪ライガー〜というテーマソングが再び聴けると思ったのに平田のテーマ曲で入場してきてがっかり(笑)。
ライガー以外の3人は私にとってはなじみのうすい選手。年くってるし(笑)。
平田といえば「しょっぱい試合ですみません」の人だという認識ぐらいしかない私、対してオールドファンの連れは、やれ後藤のバックドロップだとか得意技を教えてくれるのだがそれが今ひとつ決まらなくて残念そう。
最後は平田の伝家の宝刀(?)魔神風車固めで勝利。連れ大喜び。
○第4試合
鈴木健三 vs 小島聡
実はこの日いちばん楽しみだったのがこの試合。健三、タックルしてくれよ(笑)。
入場時、ファンから花束をもらった小島、そのままリングに上がるとレフェリーに差し出したりして場内大ウケ。
対する健三は入場時からこわい顔つき。緊張なのかそういう顔なのか。
大先輩とのシングルということで、完全に胸を借りる形になったこの試合。
ことあるごとに「健三!」「ほら!」「がんばれ、健三!」とおちょくったように声をかける小島。
それを受けて気合をむき出しにする健三。しかし、技らしい技が出せずいいとこなし。
かなりのダメージを負ってへろへろになっている健三に、この日唯一の声援を送ってみる(笑)。
う〜ん、やっぱ大きな声を出すとスカっとするなあ(爆)。
後半、最後の力をふりしぼってタックルを3回決めた健三だったが、その後は撃沈。
小島は勝って当然とばかりに、勝ち名乗りもせずリングを後にしたのだった。ひゅ〜。
○休憩
休憩の前にG1出場選手がブロック別に入場して紹介される。(一部不参加)
藤波は私服のまんま登場。藤波、安田そして木戸といったあたりに大興奮の連れ。
私はといえば…健三ぐらいか。しかしこのメンツの中に混ぜてもらって大丈夫なんだろうか。
中西はG−EGGSのタンクトップをなぜか前の部分だけタイツの中に入れてたりして。なんかかっこわりーなー(笑)。
休憩明け近くになってトイレに行く。しかしけっこうな列。並んでるうちに試合が始まる。
どーでもいい話だが、私の3人ぐらい前に並びながらずーっと電話中の子がいたのだが、個室に入る時も話していて、そしてなんと個室から出てきた時も話していたのだ(笑)。
中でどうしていたんだろう…??
○第5試合
安田忠夫&佐々木健介 vs
M.イーノス&飯塚高史
トイレから戻ってくると試合はちょうどクライマックス。
飯塚が村上戦でも見せていたスリーパーを安田にかけていたところだった。
「行け〜! 落とせ〜〜〜!!」と勢いこんで叫んだら安田が力弱くタップ。あれれ。
というわけで試合の印象はなし。
○セミファイナル
吉江豊&永田裕志&中西学 vs
天山広吉&S.ノートン&蝶野正洋
入場からしてとにかく華があったなあという印象。
T-2000のセコンドである小島までリングにあがると中西が「3対3でやってやる」とマイク。しかし結局予定通り3対3のタッグに。
途中、T-2000につかまってよれよれしてる吉江のところに中西が行って助け船かと思ったら気合入れてたりして。それで切れた吉江と中西があわや乱闘の場面も。
それはともかく、天山がリングに上がると周りから「しゅ〜〜」という音が。
最初は気にとめていなかったのだが、試合が進むにつれてだんだん大きな音に。
空調の機械が調子悪いのかなあ?とのんきに思っていたのだが、よ〜く聞いてみると観客の口々から発せられてるではないか!
な、なぜに…。
どーもあのテの音が生理的にダメな私としてはちょっと興ざめ…。
永田の敬礼を見てはポリスメ〜ンを思い出してしまうし(笑)、なんだか集中できない。
でも会場は俄然盛りあがっている。3カウントを跳ね返すと地響きのような足踏みと拍手。
声援も、どっちかというと野郎の野太い声が多いし。
中西のアルゼンチン予告も見られたし(ちょっと滑稽だけど)、蝶野のSTFも見られたし、各選手の見せ場はそれぞれあったように思う(ようわからんけど)。
結局蝶野のケンカキックでやられた吉江がとっととリングを去って、試合終了。すわ、仲間割れか?
しっかし吉江のコスチュームってなんか生地を節約してる気がするのは私だけ?
○メインイベント
IWGPジュニアタッグ選手権
高岩竜一&大谷晋二郎 vs 田中稔&金本浩二
「ジュニア」の基準が今ひとつピンと来ない私(←勉強不足)。高岩も大谷も大きいじゃん、とか思っちゃダメなんだろうなあ。
それはさておき、黒タイツの中、紫のコスチュームでひとり目立つ稔。やっぱふだん色鮮やかなコスチュームを見慣れてるせいか、こういうのを見るとほっとしたりして。
ジュニアというからには飛んだり跳ねたりの戦いを期待してたのだが序盤は打撃中心の攻防。王者組の攻めはなんともえげつない。
大谷は顔面ウォッシュこそなかったものの、コーナーに逆さ吊りにした稔の顔面に蹴りを入れたり。
対して挑戦者組は、金本のムーンサルトっぽいセントーン(?)などけっこうはなやかな技が多かった。やっぱりこういう方が好きだなあ。
白熱した試合展開で、勝利のゆくえは誰にもわからない状態に。
と、稔が大谷にドラゴンスープレックスをかけると、そのまま腕を取ってまさかの大勝利!
その瞬間、場内は興奮のるつぼに!
私も思わず立ちあがって拍手を送る。
いや〜、よくわからないけど、これってすごいことなんだろうなあ。
表彰式では2人ともよっぽどうれしかったのか、ものすごくいい顔をしている。
相棒の働きに敬意を表してか、金本は稔のほっぺにキスしてたぞ。
結論。全7試合、層が厚いメジャー団体だけあって、かなりの充実ぶりだった。お客さんのノリもよくって、いかにも“プロレス”って感じ。
でも黒が主体のコスチュームは私にとっては地味だし、場外への飛び技のほとんどない試合は、ちょっと退屈だった。
やっぱり私は飛んだり跳ねたりのプロレスが好きなんだなあと改めて実感。
帰り道、無性に大阪プロレスが見たくなった。よ〜し、来週は“感染”しに行くぞ(笑)