みどりさんの"感染"記
5・7 大阪プロレス大田区大会

でめ〜

旗上げ1周年シリーズのラストを飾る大田区大会。発表された時から「東京で試合を、しかもそんな大事な大会をやってくれる」とずーっとワクワクしてたので、前日は遠足を控えた子供のように眠れなかった。当日の待ちあわせがやや早い時間だったせいもあるが。

この日は大阪から数人の観戦仲間が来ていた。いつも大阪へ見に行く立場の私は東京にみんなが来てくれる、というだけでなんだかうれしい。11時に知人をピックアップして会場へ。
知人が自由席のため並ばねばならず、12時には着こうと思っていたのだが、11時半には着いてしまっていた。
私の席は指定なので何もこんな早く来る必要はないのだが(笑)、大阪プロレスを見る時は早く行って並ぶ、という習慣が身体にしみついてしまっているのかも。
すでに知人の1人が並んでいたが、最後尾との差がさほどないということで私チームは最後尾につける。この時点で並んでいるのは7〜8組といったところ。
大阪の常打会場ならば、開場2時間前といえばかなりの列ができているものなのに、東京の人には並ぶ習慣がないのか、はたまた指定席が多いから並ぶ人は少ないのか、それとも客自体が少ないのか。いずれにしてもわりとフライング気味のすべり出し。
お昼ごはんを食べたりして時間をつぶしつつ、開場を待つ。そのうち大阪からのバスツアー組が到着し、写真交換などをして盛りあがる。カメラを持ってる人は多いものの、私を含めてみんな自分のひいきの選手の試合の時は応援するのに一生懸命でなかなかいい写真が撮れないもんだ。
最近急激に観戦仲間が増えて、しかもみんなひいきの選手が違うという見事な状況なので写真交換がりっぱに成立するのだ。我ながら素晴らしいチームワーク(笑)。

並びながら中をのぞくと、外に面した通路に売店があるのだが、そこにまた無造作にデメちゃんのマスクが置いてあるのを発見(笑)。お値段はやはり3万…。うーむ…。
さすがに今回は買わんぞ。でも本人を前にしたらどうなるかわかんないなあ(爆)。

定刻を少しすぎて開場。とりあえず席を確認する。今日の席は北2列。
東の奥にステージがあり、そこに入場ゲートがある。
リングの周りに照明用のヤグラが組まれ、かなりゴージャスな雰囲気だ。
ふと見ると、花道脇の最前に知人の姿が。図々しくも、デメちゃんの試合の時だけ席を替わってもらう約束を取り付ける(笑)。う〜ん、持つべきものは友達だなあ。
一段落したところで売店をのぞきに行く。かなりの混雑で近寄れなかったがどう見てもデメちゃんの姿はなし。やっぱりな〜と思って知人と話し込んでると横をデメちゃんが通りすぎていった。あわてて後を追う私(ストーカーか)。
売店のはじっこに行くやいなや、サイン攻めにあってるデメちゃん。えらい人気もんやなあ。
撮影隊2名を引きつれて(笑)順番待ちする私。
ようやく順番が回ってきたので、一緒に写真を撮ってもらう。
1つはポラだったので、写真ができてから再度並びに行ってそこにサインを入れてもらうことに。
その時の彼のマスクがかなり新しそうな感じだったので「あ、新しいマスクですか〜?」と聞くと「はい〜」(「い〜」の発音は上に上がる)。
売店のマスクの件は突っ込まず。やぶへびになりそうだし(笑)。
ということで本日の金魚すくいは無事成功(笑)。あとは試合開始を待つ。

○入場式
場内が暗転し、リングが何色ものライトに照らされる。
テーマに乗って全選手が入場口からリングサイドへ。
リング下正面で一列に並ぶと、そこから1人ずつ名前を呼ばれてリングに上がってひとこと、という段取り。
どの選手も、この日にかける意気込みを述べる。
そして、リング上からほぼ満員の場内を見てはうれしそうな笑みを浮かべている。
名古屋同様、短パン姿のえべっさん。やっぱ太いよなー、脚(笑)。
師匠の「まいど!!」に「マイケル富岡!!」「マイケル・ジャクソン!! ほぅ〜っ♪」とボケる相変わらずのベタな面白さ(笑)。
くいしんぼうはいつもよりゲップが長かったような。いっぱい食べたのかしら。

第1試合○第1試合
和田秀作 vs 橘 隆志
大阪プロレスはえぬきの新人2人による試合。2月デビューの和田と4月デビューの橘が対戦するのは今回が初めて。
2人ともほぼ身体の大きさは同じだが、レスリングのセンスというか、気迫の点では橘が勝ってるような気がする。
南港の試合で見られた橘のボディペイント(ワンポイントだけど)は今回はなし。
バチバチの試合を見せてくれたが、最後は橘が逆エビにあっさりギブ。
途中までいい試合だったので、結果はちょっとあっけなかった気がした。

第2試合○第2試合
ニセ・グレート・ニタ vs 犬仁田厚
ニセ大仁田こと森谷は、この日のために用意したニセ・ニタバージョンで登場。
大仁田に対しての犬仁田なのに…と思ったが、そこはまあ大目に見て(笑)。
初登場(たぶんもう二度と出ないだろうが)の犬仁田は、犬のマスクに背中に「おとこ樹」お尻に「ワン」、発する言葉はもちろん「ワン」のみ(笑)。
しかしその声にどっかに聞き覚えが…。まあいいが。
毒霧、パイプ椅子、有刺鉄線バット、そして鎌と悪の限りを尽くしたニセ・ニタ。
中盤で赤い毒霧がこっちの方に飛んで来て、隣の人の服が汚れたりしたあたりから試合をちゃんと見てないのだが、鎌が椅子にザックリささったりと、かなり恐い一幕も。
結局、試合はニセ・ニタの勝ち。

第3試合○第3試合
白鳥智香子 vs 井上貴子
バチバチとスタンガンを鳴らしながら入場した貴子。白鳥とは貫禄が格段に違う。
案の定、中盤からやられっぱなしの白鳥、最後は裏拳でアウト。
基本的に女子プロはキライではないのだが、どうもこういう風に男子の中に混じると面白くなく感じてしまう。第2試合といいこの試合といい、ちょっと集中して見られなかった。

第4試合○第4試合
菅本嘉人&ザ・モンキーマジック&ドリームキャス子 vs
  怪獣キングマンドラ&怪獣ゼータマンドラ&ポリスメ〜ン
2月のワンフェス、そして5月4日の南港に続いて3度目の登場となるキャス子。3度とも見てるのは私を含めて数少ないマニアックな人間だけだろう(笑)。
あのかよわい身体ではこのメンツに入るのはつらいだろう…と思っていたら、キャス子はこの大会に備えてウェートアップしてきた(笑)。これなら大丈夫だろう。
この日は会場内に「キャス子応援シート」なるものがあったらしい。
それがどこなのかはわからなかったが(花道の奥か?)あちこちでキャス子を応援する小旗が振られている。
それに気をよくしてか、最初はぎこちなかった動きも徐々に慣れ、試合が進むにつれてお色気度もアップ。
試合中、おなじみ純白のパンツがズレるのか何度もずりあげたりしてたキャス子。その時私は見てしまった。キャス子のパンツの前面にリボンがついていたのを。う〜ん、芸が細かい(笑)。
これまでに比べると、今回は相手が相手だし、試合時間も長かったので開脚して倒れるシーンがやたら多かったのだ。男性ファンにはたまらなかっただろう(ホンマか)。
さて、試合の方は、モンキーが華麗な技を見せれば、怪獣チームは眉山も真っ青のもんのすごい合体技を見せたりして息つくヒマなし。
全員が立て続けに場外に飛んでみせたりとか、怪獣やギャルも混じってのルチャ大会という感じ。
タッグトーナメントでは凶悪ぶりを遺憾なく発揮してた怪獣コンビもこの日はおとなしかったし(といっても暴れてはいたけど)。
話はそれるが、この日の試合は千葉テレビで放送されるらしく、カメラクルーが何台も入っていたのだが、それがカメラマン、ケーブル、音声と3人1組で動くものだからジャマでジャマで…。ひょっとしたらプロレス慣れしてないスタッフだったのかもしれないがキレそうになったこと数度(笑)。
あと、後ろに座ってた3人組の男が、どうやら「プロレスマニア、でも大阪プロは初めて」ってヤツの集合体だったようで、いちいち技を予告&解説してくれる。しかもかなりデカい声で。
それが当たってればいいが、外れてることが多かったのでいらいらするったら…。
こういうのってホントに席ひとつで気持ちよく見られるかどうかが決まるから指定席ってつらい。
そんなわけで、ちょっと退屈な展開になるとこれら2つが気になってしょうがなかった。
試合はキャス子のフォール負け。結局負けっぱなしのキャス子に未来はあるのか…。いきなりポリスメ〜ンにPS2で殴られてたしなー。

○休憩
知人を見つけて話してるうちに休憩が終わってしまう。
トイレ行きそびれた〜とか思ってると、白鳥が出て来てネットで予告されてた「重大発表」を。
それはなんと「CDデビュー」で、吉田リングアナが「ではここで歌っていただきましょう!」と言った瞬間、「ラッキー♪ トイレに行ける〜」と席を立った私(笑)。
でも全女の「キッスの世界」と同じ発売日で、「それより売れたい」とはちょっと無謀な気が…。あっちに比べれば全然宣伝してないじゃん。

第5試合○第5試合
くいしんぼう仮面 vs えべっさん
「大阪名物世界一選手権」と題されたこの試合。1月4日のなみはやでの第1回がめちゃくちゃ面白かっただけに、今回もものすご〜く期待できる。
最初にえべっさんが入場。広い会場をおはやしに乗せて練り歩き、おそらく過去最高の賽銭をゲットした模様。途中BGMが止まってしまい「歌流してんか〜」と催促する場面も。
続いて入場したくいしんぼう。顔が見えなくなるほどのお菓子のレイをもらって満足そう。
コール後、お菓子をはずすや「あ〜、肩凝った」のポーズ。かわいい(笑)。
開始早々のくいしんぼうコールにいじけたえべっさん、長い花道を全力疾走で逆走し退場。
あわてた客のえべっさんコールでごきげんになり、再度入場。忙しいやっちゃ。
最近はタッグを組むことが多く、お互いの手の内を熟知してるだけあって、前半の攻防は同じような動きをして笑いを誘うものが多かった。
自コーナーに待機したり(タッグじゃないっちゅーねん)、なかなか組まなかったり。
中盤、欽ちゃんジャンプにひっかかってしまったえべっさんだったが、その後すかさず浣腸攻撃。(しかも「くっさ〜」のおまけつき)
しかし、それからはシビアな闘いに。最後はムーンサルトをかわされたえべっさんが関空トルネ〜ドにやられてしまった。
その技が出た瞬間、1年前に後楽園で見た旗上げシリーズを思い出していた。
キャラのみだと思ってたくいしんぼうが、その日見せた関空トルネ〜ドで(当時はまだこの名前がついてなかった)度肝を抜かれた私は、ひとめで大阪プロレスのとりこになったんだっけ。
1年前の私がそうであったように、この日初めて彼らの試合を見たお客さんが大阪プロレスを好きになってくれたらいいんだけど。いや、きっと好きになってくれるだろう。
試合後はえべっさんがマイクを持ち、「今日の試合がウケてよかった。また次に東京に来るまでにネタ考えとくわ」とのアピールを。
それを、えべっさんの横でうなずきながら聞いてるくいしんぼう。
なんだか胸が熱くなってしまった。

第6試合○第6試合
薬師寺正人&星川尚浩&スペル・デメキン vs ディック東郷&ブラック・バファロー&大王カルト
私の心のメインのこの試合。席も花道脇に替わってもらったし、準備はOK。
会場も前の試合からいい盛り上がりを見せてるし。がんばるぞー(何をだ?)。
名古屋同様、入場するデメちゃんにさわろうとスタンバってたものの、私の横にはしっかり1組のカメラクルーが…。
他のカメラマンはリングの近くで待機してるというのに、その1組だけが花道まで入り込んで構えてるのだ。しかも私の横にぴったりくっついて。
おかげでカメラクルーの向こうを歩いて行ってしまったデメちゃん。んもー、ホンットカメラじゃま!!!!!(大激怒!!)
気を取り直して試合を見る。コール早々、3組に分かれての場外戦。
自分の席の方にも選手が飛んでくるもんだから、荷物を持ってあたふたする。
ふと見ると本部席の方でデメちゃんがプラケース攻撃にあっている。ひええええ。目の前では薬師寺とカルトが闘ってるのに、リングの向こうに声援を送る私(笑)。
ひとしきり場外戦が落ち着くと、舞台をリング内に移しての攻防が始まる。
とにかく展開が早くて、しかもどの選手も見せ場を作ることを忘れない。
カード的には「ザ・大阪プロレス」という感じではあるものの、こんなに手に汗握る試合になろうとは。
これまでLOVには全然興味がなく、正規軍とLOVの試合の時はけっこう気を抜いて見てたのだが、今日は違う。全選手の一技一技に見入ってしまう。
GWの5観戦で、正直アキてしまうかもしれないと思っていたが、最後の最後でこんな試合を見せられてはますます好きになろうというもんだ。
結局、東郷のダイビングセントーン(何度見ても痛い…)にデメちゃんがやられて正規軍が負けてしまったが、内容的には大満足だった。

メイン○第7試合
スペル・デルフィン vs 村浜武洋
大阪プロレスのベルトをかけての異種格闘技戦。この日のデルフィンのマスクは目の部分がくり抜かれた特別仕様(というかプライべートマスクっぽい感じ)。さすがにメッシュでは視界が狭いのだという。
正規軍全員がセコンドについて見守る中、試合開始。
1R、いきなりデルフィンがタックルをかます。
これがデメちゃん相手に練習した「大阪花園タックル」か。かなり力強い。
タックルで倒して関節、というパターンを何度か繰り返すうちに村浜がエスケープ2。あと1つのダウンorエスケープで負けである。
おお!! やっぱ師匠は強いのか?と思ってるとゴング。1R終了。
さすがにラウンド制を把握しきってる村浜、ダウンポイントを2つ取られても表情が変わってなかったのはそのせいか。
ラウンドの合間には超ハイレグのラウンドガールが登場。しかし私の目はかいがいしく働くデメちゃんに釘付けに(笑)。
2R、ひたすら猛攻をかけるデルフィン。さすがに村浜の表情も険しくなってきた。
デルフィンもいいところまで攻めるのだが、決定打が出ない。
何度か投げられてかなりこたえてる様子の村浜。
3R、今度は逆に猛ラッシュをかける村浜。しかしデルフィンが関節を取りに行く。
ここから先は私の席からは見えなかったのだが(ちゅーか、カメラじゃま)、どうも村浜がデルフィンの目をついたらしい。
それで視界が悪くなったようで、その後は村浜のパンチを食らってしまう。
一度はカウント9でぎりぎり立ち上がったものの、二度目はなかった。
その瞬間、ベルトの移動が決定。どよめく場内。
無言のままリングを去るデルフィン。そして村浜のマイク。
「おいおいおいおい、大阪プロレスはこんなもんか〜」に始まり「もう大阪プロには上がらない」「ファイトマネー10倍くれたら防衛戦やってもいい」「どこの試合にも出るので興味がある人は連絡を」など言いたい放題。
ブーイングを送りつつも、モー娘。じゃないけど村浜が大阪プロレスが“卒業”すると思うと、一抹の寂しさが…。なんだか複雑な気分。

試合後、リングを解体してるデメちゃんのところに行って「今日の試合、ものすごくよかったです!!」というと「あ"ー、でも負けてしまいましたからねえ」と。
う〜〜〜、なんて謙虚なの!!
その後、大阪プロレスのオフィシャルのHPの書き込みに以前デルフィンが「どんな試合でも勝たなければ意味がない」みたいなことを言った、というのがあって、「兄の魂、弟にまで」と納得した私だった。
ともあれ、これで夢のようなGWも終了。
明日から何を楽しみにしたらいいんだろう…とかなり脱力モード。
月末のHEAT BEAT大会に行けるように、今からスケジュール調整してみるか…。

大田区大会写真集

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