3・1 大日本 浜松大会

立ち見のチケット

3月1日と言えばWWFが日本上陸する日。
アメプロには興味ないが日本で見られるなら見たいな、とは思っていた。
でもチケットは即日完売。何万も出して見たいと思う気持ちは自分には無い。
となると…やはり『裏』を見に行くしかないでしょう!
上京する予定も入っていたし、3月1日から18切符も使える。浜松で途中下車するにはちょうどいい。
てな訳で今年の初観戦&初遠征は大日本に決定!
チェックしておいた浜松のカプセルホテルが潰れていて、慌ててホテルを探すと言ったハプニングがあった後会場のアクトシティ浜松へ。
駅からすぐのアクトシティ。しかし会場の展示場は駅から一番遠い建物。徒歩五分ではすまなかったような気がする…。
展示場のロビーに行くと…人がいない。5〜6人がロビーのイスに座ってるだけ。
もしかして中ホールの方だったか?と思ったら沼澤がうろついてた。やっぱりここでいいんだ。
時間は18時頃。どうせ開場はまだだろうと一服。
するとWXがトイレから出てきてウロウロ。
続いて葛西と非道が会場から出てくる。
自販機でジュースを2本買う非道。もしかしてそれ葛西の分?やさしいなぁ。
18時10分頃開場。
いつもは最前列目当てで特リンを買うのだが、何か嫌な予感が頭をよぎる。
それに今回はいつもにも増して貧乏旅行だ。今日はカプセルじゃなくてビジネスホテルに泊まる。
たまには節約するか、と立ち見を購入。
場内に入って唖然。イスが少ない…
正面にリングサイド席が3列と自由席が1列。他はリングサイド席が2列だけ。210席程しかイスが無い…。
いくら表でWWFやってるとは言え…なんだこれは!?
確か浜松で営業のイベントやったんじゃなかったっけ?山川が来てイベントしたりしてたんじゃなかったっけ?それでこれか?
立ち見で入ってラッキー!とも思ったんだけど、大日本のファンとして申し訳ない気持ちになってきた。
FMWが潰れた今、大日本ももしかしたら…そんな気持ちになったイスの数だったな。
売店には山川と小林。後から関本が参加。
子供達が山川に群がって何かほほえましい。
客が少ないので売店にも活気が無い。
ますます寂しい気持ちになる中、5分遅れで試合開始。
エキシビジョンエキシビジョン
沼澤直樹VS上条裕二

デビュー前の上条の公開スパーリング。
単に選手が一人余っちゃうから上条とのエキシビジョンを見せてる…なんて言っちゃいけない。
しっかり先生役やってる沼澤にびっくり。
エキシビジョンと言う事で勝負無しだけど、やはり沼澤が攻める場面ばかり見せられる。
その中で上条が出したタックルとサイドスープレックスには観客から拍手が。
やられっぱなしの上条ではあったけど、大日本はしっかり練習させてるなと感じさせてくれたエキシビジョンだった。
デビューするのを心待ちにしてるよ。
エキシビジョンの写真
第1試合第1試合
○元気美佐恵(ノド輪)マルセラ×

元気が手を差し伸べてマルセラが届かないと言ったいつものネタからスタート。
元気のパワーファイトやマルセラのロープ渡りなど見慣れた光景が続く。
そんな中、元気の逆水平は凄い音がして観客からどよめきが起こっていた。
後半マルセラがブランチャ、雪崩式フランケンからラマヒ3連発と勝機を掴むが、それを凌いだ元気がノド輪。マルセラ何度か堪えた物の高角度で決まってジエンド。
元気が客を乗せようとしてたけど、いかんせん客が少なすぎて熱気が上がらなかったのは残念。
お前が盛り上げてやれ?ま、そうなんだけどね…ほら、自分ってプロレス物だからさぁ。
第1試合の写真
第2試合第2試合
○シャドウWX(WXロック)ファンタスティック×

両者クリーンに握手で試合開始。
開始直後にファンタをロープに詰めるWX。
『ブレ〜ク!』と叫んで両手を大きく広げる。
今度がファンタがWXをロープに詰める番。しかしそのまま攻撃を仕掛けるファンタ。WX、話が違うと言う風に逃げまくる。
さらに場外に落とされたWX。ファンタが飛ぼうとするがレフェリーのバーブ佐々木を盾にする。
なんかこれまでのWXと違って笑いの部分が多いような気がするんですけど…これがWXの新しい芸なのか?
中盤ファンタのマスクを脱がそうとするWX。
ファンタをコーナーに振ると…ファンタのマスクが脱げた!慌ててマスクを被るファンタ。
今度はファンタをロープに振ってボディブロー。またマスクが脱げる
『撮ったかぁ〜〜〜!』とこっちを指差すWX。
「撮ったぞ〜〜〜!」とお返事させていただく。
その後場外のイスで休憩するファンタ。
これもいつものファンタの芸なんだけど、カウント19で滑り込んでリングイン。
その滑り込んできたファンタの顔面に低空ドロップキックを浴びせるWX。これは賢い!
さらにロープ際の攻防からコーナーに上ってダイビングボディプレスを放つWX。
火だるま事件以来あんまりボディプレスしてなかったんじゃない?やっと吹っ切れたのかな?
後半、主導権を握ったかに見えたファンタ。ローリングセントーンを狙うがWXが避けて自爆。
立ち上がったファンタにWXがラリアット→垂直落下ブレーンバスターを叩き込む。
これで完全にグロッキーなのに、とどめにWXロック
ファンタ動くことも出来ずギブアップ。
WXの新しい芸のおかげで塩っ気は感じなかった物の…このままお笑い路線で行っちゃうの?WX。
お笑いと言うよりも失笑路線でちょっと…いや、かなり不安ではあるんだけど。
第2試合の写真
第3試合第3試合
BJWvsREX JAPAN
○松崎駿馬                塩田英樹×
 大黒坊弁慶(チキンウィングフェースロック)井上勝正

そう言えばREXが初めて大日本で試合したのも浜松だったんだよな。って事は浜松のファンはREXの事多少わかってるのかな?そう思ったんだけど…客席の反応は「誰?こいつら」って感じだった。
井上は昨年1月の大阪大会で見てるが、塩田を見るのは初めて。線が細すぎる感じがする…。
井上はこれまで何度か大日本に参戦している為か、プロレスって物をわかっていて流れを壊さない。
でも塩田が…まだ慣れてないからしょうがないんだろうけど、動きがエキシビジョンの上条よりも悪い感じだったな。
駿馬もそこら辺ちゃんと解っているのか、序盤で逆エビをわざわざロープ際に引っ張っていってかけてやったり、パンチを受けてやったり。駿馬優しいなぁ。
試合の方はREXが駿馬を集中的に攻めて、流れが単調になりかけたら弁慶さんが出てきて重量級のパワーを見せ付けると言った感じ。
駿馬が捕まる場面が多かった物の、全く危なさを感じなかったのはちょっと…だよなぁ。
最後は駿馬が塩田にジャンピングネックブリーカーからカナディアンバックブリーカー
さらに(優しく落とす)バックドロップからチキンウィングフェースロックで終了。
チキンウィングフェースロックの腕のフックがなかなか出来なくて失笑物だったのがこの試合のすべてを語っていたな。
REXは対抗戦で何をしたいのか全く見えない。自分達で方向性を見せないと、このまま試合の穴埋めに使われるだけじゃないかと思うんだが。
単に売名行為だけならそれでいいのかもしれないが。
第3試合の写真
第4試合第4試合
○アシッド(ケンカキック)伊藤竜二×

お?伊藤が髪を短くしてる。しかも新撰組のようなズボン。
イメージは変わったけど試合の方はどうなのかな?
アシッドは相変わらず怪しい雰囲気をプンプンばら撒きながら入場。
リングアナのネクタイを直したり、ボディチェックの時にお尻を突き出したりと相変わらずいい味を出している。
そう言えばこの試合のレフェリーは李日韓。
目の前で自分の女房が突き出されたケツをチェックするのを見て伊藤はどう思ったんだろう?
試合はクリーンに握手でスタート。
と思ったら鮮やかにスクールボーイを決める伊藤。カウント2.5!
これで終わったら、それはそれで笑えたんだけどなぁ。
場外に下りたアシッドが李日韓の声真似して場外カウントを数えたりと笑いを取りながら試合は進む。
伊藤は伊藤で真面目ファイト。以前よりも蹴りを多用しているようだ。
よく見れば体も多少大きくなったようだし、アバラの浮きも少ない。蹴りにも重みが増してるのかな?
中盤、ニールキックジャーマンノーザンと攻めまくる伊藤。
見かけだけではなくファイトにも気迫が感じられ、これは伊藤化けたか?と思ったんだけど…
後半勝機と見た伊藤。ジャンピングニーを連発。
しかしアシッド、2発目のニーをかわしてカウンターのケンカキック
これが綺麗に決まってしまって3カウント。
やはり竜二は竜二だったか…
ま、変わろうとしてるのは認めるけどね。でもこれまでも何度も変わろうとしているのを見てきて変わってなかったわけだし…
この日も後半までの気迫は良かったんだけど、ケンカキック一発で沈んじゃったら途中の気迫も何もなくなっちゃうよなぁ。
せっかく盛り上がりかけた気持ちが萎えちゃったよ。立ち見の疲れがどっと来ちゃった。
第4試合の写真
ここで休憩。
売店には弁慶さんとWX
WXの赤まむし入りはどうなったんだ?
セミファイナルセミファイナル
△非道(無効試合)アブドーラ小林△

入場してくる小林を非道が襲って試合開始。
場外で小林を引きずりまわした後、リング内で凶器攻撃をする非道。
小林の額から流血
あれ?レフェリーはいつカミソリで小林の額を切ったんだ?教えてください、ミスター高橋!
目には目をと言う訳か、小林も凶器で反撃。さらに非道に噛み付く
さらに赤まむしのメンバーが乱入!ネイトが、ウィンガーが、葛西が小林を痛めつける。
もう手の付けられない状態。こうなったらこのままメインに雪崩込むしかないでしょ。
でも山川達は出てこない。
どうなるんだ?この試合。そう思ったその時!セパレイトウェイズが鳴り響く!
鳴り響いた物のなかなか出てこない…
もしかしたら別の所から出てくるのか?とキョロキョロあたりを見回す観客。
と、痺れを切らした頃に…入場口から竹刀を持って山川登場!
山川の両脇を固めるテイオーと関本。
そして3人揃って赤まむしを指差す!バカッコイイ…
そんな指差してる暇あったら早く小林を助けてあげなさい、と思いつつも山川に見とれてしまった。
溜めに溜めた後、テンガロンハットを投げ捨てリングに走り出す山川。バカッコよさ爆発!
山川組がリングインすると同時に場外に逃げ出す赤まむし。
その赤まむしに向かって小林が叫ぶ!
『せっかくのセミ台無しにしやがって!
 1対4じゃ勝てるわけねぇだろ!』
小林のマイクもちょっと抜けてる所があって、聞いていて心地いいなぁ。
『4対4で勝負だ!』
小林が叫び終わるのと同時に赤まむしがリングに雪崩込んできてメイン開始!
セミファイナルの写真
メインメインイベント
○山川竜司                 ネイトヘイトリッド
 MEN'Sテイオー(リバースタイガードライバー)葛西純
 関本大介                 ジ・ウィンガー×
 アブドーラ小林              非道

試合開始のゴングは鳴らされた物のリングには誰もいない。
山川-葛西、テイオー-ウィンガー、関本-ネイト、小林-非道の組み合わせで場外乱闘。
もうどこを見ていいのかわからない状態。
山川と葛西を見てると見てる自分の背後から非道と小林がやってきたりと客席が少ない分選手も暴れまくり。
観客も乱闘を追いかけながら逃げ回る。楽しいなぁ〜。いかにも大日本を見てるって感じだなぁ。
乱闘を追いかけながらふとリングを見ると、リング上にはテイオーとウィンガーが。
ウィンガーをリング中央に倒したテイオー、ロープに走り出す。
そしてウィンガーの横に立ち止まったと思うと…エルボー!
おおっ!ピープルズエルボーではないですか!3月1日に生でピープルズエルボー見ちゃったよ!
場所は横浜じゃなくて浜松とか、団体はWWFじゃなくてBJWとか、そんなことは関係ない!3月1日にピープルズエルボーを生で見たという事実が大事なのだ!
いや、16000人が見たピープルズエルボーよりも、公式発表750人(実質100人入ってたかどうか)が見たピープルズエルボーの方が貴重ではないか!負け惜しみちゃうぞ!
こうなると伊藤がタランチュラを出さなかったのは残念だな。彼にそこまでプロレス頭を期待してはいけないのだろうけど。
場外では主導権を握った赤まむし。正規軍を攻めまくる。
そして葛西が赤まむしドリンクを取り出し飲み干…してなかったみたい。
観客から「まだ残ってるよ」って突っ込まれてたな。
乱闘も一段落してようやく戦場はリング内に。
捕まり集中攻撃を受ける山川。いつの間にか額から流血している。
レフェリーのバーブ佐々木は山川に近寄った気配なかったんだけどなぁ。いつの間にカミソリで切ったんですか?教えてくださいミスター高橋!
青コーナーに捕まったままの山川に早くもパールハーバースプラッシュを仕掛ける葛西。
しかし山川、これをかわしてラリアットで葛西とウィンガーをふっ飛ばしようやくタッチ!
リングに入ったテイオーと関本。ダブルのタックルで赤まむしをふっ飛ばす。
そして関本がウィンガーを担ぐ!
慌ててカットに入った葛西をテイオーが捕まえて…担ぐ!
おお!アルゼンチンの狂猿!違う、競演!
この競演をネイトと非道がカットに入る。
今度は山川と小林がこの二人を捕まえてコブラの競演!今日の大日本は豪華だぞ!
リングに残ったのは葛西と関本。
関本、葛西をジャーマンで投げようとするが堪える葛西。
急所蹴りでジャーマンから逃げた葛西。関本を投げ捨て今日二度目のパールハーバースプラッシュに。
コーナーから飛ぼうとする葛西に場外からテイオーがイスを投げつける。
見事にイスがぶつかり、コーナーから転がり落ちる葛西。猿も木から落ちる…
その後山川が奮闘。ウィンガーを攻める。
赤まむしがカットに入るがBJW軍がこれを分断。しかし葛西は生き残っていた。
イスを片手に山川に忍び寄る葛西。ウィンガーが山川を羽交い絞めにする。
イスを振り上げる葛西。案の定山川が逃げてイスはウィンガーに誤爆
山川、このチャンスにリバースタイガードライバー!
ちょっと手間取っていた感じだけど、これは垂直落下に行こうかどうか迷ったみたいだったな。
ウィンガー、これを返せず3カウント。
試合後青コーナー下に固まる赤まむしに向かって小林が『早く帰れ!』と叫ぶ。
それを聞いて、何故か赤まむしTシャツを脱いでリングに雪崩込む葛西。
一通り乱闘があった後引き返す赤まむし。
リング上には竹刀片手に赤まむしを睨む山川。
そう言えばこの竹刀、試合ではほとんど使ってなかったけど…杖代わりに持ってきたのか?
左手に竹刀、右手にマイクを持った山川
『今日は浜松の皆さん、ありがとうございます。
 今日、表ではWWFをやってますけど、浜松の皆さんに本当の大日本魂を見てもらいました!』
あ、やっぱり大日本が裏なんだ。あっちが裏だと言い張るかと思ってたけど…
『3月3日、葛西を必ず…必ず!叩き潰します!』
と締めて大会終了。
山川は予想していたよりも動けたし、バカッコよさには磨きがかかってたし安心したね。
中盤捕まりっぱなしの時はヤバイかと思ったけど、考えてみれば捕まりっぱなしになる事は昔から良くあった事だし。
非道の動きも良かったし、葛西の赤まむし飲みも見る事出来たし、満足できたメインだったな。
メインの写真
さて、裏WWFだったこの興行。
はっきり言って前半はダメダメだった。
立ち見するのが辛くて辛くて。空いてる席に座って寝ちゃおうかな、と思ったくらい辛かった。
ま、前半がまったり〜って言うのは大日本のいつもの事だから、しょうがないと言えばしょうがないんだけど…この日はまったりですまなかったからなぁ。
それが休憩後はムチャクチャ楽しくなっちゃって。
追いかけ〜の逃げ回り〜ので久々に大日本を体感しちゃったな。
で、真面目な話、事前にイベントやっててこの入りはいかがな物か。
いくら金曜で、いくら表でWWFとは言えこの集客力のなさは寂しい限り。今の大日本をそのまんま表しているのかもしれない。
CZWや『神風』との契約問題。2列しかない客席。まったりを通り過ぎていた前半戦。
いろんな事が重なってFMWの倒産の事が頭をよぎってしまった。
実際3日の横浜文体の入りも良くなかったらしい。大日本もこのままじゃ危ないのかも…。
この愛すべきお馬鹿達には生き残っていって欲しいのだが…
3・1大日本浜松大会写真集

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