12・2 大仁田興行 金沢大会

チケット

この観戦記書く前に去年の大仁田興行の観戦記を読み返してみたんだけど…去年の春頃は、足立もエキ吉もGENTAROも巨漢小学生も知らなかったんだよなぁ。
自分もインディに詳しくなったなぁなんて思っちゃった。
あ、今回の観戦記は昨年4月の国際プロレス観戦記を読んでからの方が楽しめると思います。

さて、今回は産業展示館3号館での開催。
なんでだろう?って思ったら、2号館が改装工事中だったのね。
2号館改装してもプロレスに使わせてくれるのかなぁ?なんて余計な心配をしながら会場へ。
今回もイスが10列ほど。
大仁田以外の面子だと、イスが2列しかないような場所でしか興行打てないのに…やはり大仁田のネームバリューは偉大なもんだ。

2列目という名の実質3列目に座って開始を待っていると、大仁田のサイン会が始まる。
相変わらず長蛇の列&野次馬いっぱい。自分も野次馬の一人として見物。
大仁田痩せたなぁ。森谷さんが代わりにサイン会してるのかと思ったよ。
とにかく凄い人だかりでこれは試合開始が何分遅れるか楽しみだ、なんて思っていたら15分くらいしか遅れなかった。残念。
去年の教訓からパンフが無いのがわかっていたので、週プロからカードをメモに移して来た。
さて、どれだけカード変更になるか?とワクワクしていると…
第1試合、変更なし。
第2試合、変更なし。
第3試合、変更なし。う〜む、凄いぞ。
第4試合、組み合わせが変わった物の出場選手に変更なし。
メイン、変更なし。
凄い!インディなのに出場選手の変更が無い!さすが大仁田!
ちゅう訳で試合開始になったわけだ。

第1試合第1試合
○トウカイブシドーV3(ゴムパッチン誤爆)インベーダー×

ブシドーの入場曲、可愛いなぁと思ったら"も〜っとおじゃ魔女ドレミ"のテーマ曲だそうで。
自分はわからなかったんだけどね。イヤほんと。おじゃ魔女は最初のしか見てないもん。
花道で直立不動の体勢でしばらく待った後、客席をハイタッチして回るブシドーさん。
何も知らない客に無理やり手を出させると言うサービスの良さ!
最前列じゃなくてもわざわざハイタッチしに来た客にはブシドーさんが出向くと言うやさしさ!
リング回りを1周したブシドーさん『あ〜疲れた』と呟いてリングイン。
続いてインベーダーがマネージャーのブラックシャドーを引き連れて入場。
あれ?会場さんは?今回はメインに専念か?
リングインするなりレフェリーを巻き込んで『コンプレ!』とポーズを決めるインベーダーとブラックシャドー。
しまった!このネタは知らなかったからカメラの準備してなかった!
『トレーニング!』と叫び、持ってきたゴムの両端を引っ張り合うインベーダーとブラックシャドー。
インベーダーの手が滑ってブラックシャドーにゴムパッチンのお約束の後、ようやく試合開始。
組み合ってはすぐ離れ、ポーズ。これを4回ほど繰り返すブシドーとインベーダー。
その度に『シャツ脱げよ』と呟くブシドーさん。
心地よいぬるさに次第にインディモードになって行く自分。
今日は日曜だから遠征組も結構いるだろう。このあたりでナイスな野次でも飛ばないかな?と思っていたが、観客の反応は静か。
この日は奈良でYMBがあると言うことで、インディファンはみんなそっちに行ってしまったようだな。
"インベーダスパイク""インベーダーバスター""インベーダーサミング"と三段オチがあったり、ブシドーがライダーキックしたりとそれなりの攻防。
クロスチョップやローリングエルボーが紙一重じゃなくて、間にダンボールが5枚入るくらい隙間が開いて見えたのは…たぶん自分の気のせいだろう。
最後はブラックシャドーが乱入(最後じゃなくても乱入していたんだが)、インベーダーがブシドーを羽交い絞めしてゴムパッチンを狙うが見事に誤爆。
ブシドーがブラックシャドーごとインベーダーをフォールして3カウント。
勝ち名乗りの時に流れたブシドーさんの曲が"仮面ライダーV3"
その曲と共に引き上げるブシドーさん。

いやぁ心地よいぬるさだった〜。
ただ、この心地よさはわかる人にしかわからない心地よさであって一般受けはしないだろうな。
自分も2年前だったら「つまらん!」と言い切ってただろうし。
この心地よさがわかるのがいい事なのか悪い事なのかわからないけど、一度はまったら抜けられないのは確かだな。
あ、これが泥沼と言うやつなのかな?

第1試合の写真

第2試合第2試合
○中山香里(丸め込み)ラ・マルクリアーダ×

マルクリアーダってどこかで見た感じ。
日本語も上手いしプロレスも上手い。マスク越しの目は見覚えがある。
でも、マスクを被ったら動きが見覚えあろうが声が聞き覚えあろうが全く別人と感じてしまう、と言うプロレスファンの鏡のような自分。
正体調べる為に試合見るんじゃなくて、試合を楽しむために試合見てるんだからいいか。と気にしない事に。
試合の方はマルクリアーダが作っていく。
って言うか香里、相変わらず何も出来ない。おかげでマルクリアーダの動きのよさが目立ってしまう。
ロープワークも上手いし、コーナートップからニールキックのような難度の高い技を出すマルクリアーダ。前言撤回して正体知りたくなるなぁ。
爆乳スープレックスを繰り出した香里。
しかしこれをカウント2で返され、その後は丸め込み合いに。
結局(誰がどう見ても強い方の)マルクリアーダが丸め込まれて香里の勝ち。花を持たせてもらった感じだったな。
香里の試合勘の悪さは何とかならない物か。たまにいい物を見せるだけに余計残念。
GAEAに出ても、広田のお笑いモードの相手しかさせてもらえない訳をもっと考えてくれ〜!

自宅に前言を完全撤回して、自宅に帰ってからマルクリアーダに付いて調べてみた。
なんだミスモンかぁ(本人のHPに書いてあるからいいでしょ)
それなら上手いはずだ。
と言う事はこの試合、FMW女子の先輩後輩の試合だったわけ?
それなら香里が何も出来なかった訳もわかるが…もう少し成長見せようよ〜

第2試合の写真

第3試合第3試合
IWAヘビー級選手権試合
○茂木正淑(フィッシャーマンバスター)森谷俊之×

IWAのヘビー級タイトル戦がここ金沢で行われるとは画期的な事!
鶴見と茅ヶ崎を行ったりきたりしているベルトも、遠く金沢に来ることが出来てさぞお喜びでしょう!
で、森谷さんいつの間にヘビー級タイトル取ってたの?去年ミドル級のベルトを取ったはずなのに…いつの間にヘビーに?
それに挑戦者が茂木って…ジュニアヘビーじゃないのか?
ま、国際の事だから深く考えてもしょうがないから考えないようにしよう。うん。
両者リングイン後、石川県議会副議長のタイトルマッチ宣言。そして国旗(と何故かYAZAWAの旗)に向かって全員起立して国家斉唱。
IWAと言えどもさすがにヘビー級となると厳格な雰囲気だな。
ところで鶴見青果市場でヘビー級のタイトルマッチする時も国旗を掲げてあるんだろうか?
わかった!あの『ナス』や『胡瓜』と書いた張り紙が国旗の代わりなんだ!
そして市場長さんがタイトルマッチ宣言するんだろうな。
違うような気もするけどそう言う事にしておこう。プロレスにはそう言う幻想が必要だ。なんか違うような気もするけど。
でも…去年国際を見に行った時にIWAミドル級のタイトルマッチがあったけどセレモニーは無かったような気が。
多分ヘビー級の時にしかセレモニーは行われないんだろう。そう言う事にしておこう。プロレスにはそう言う幻想が必要だ。なんか違うような気もするけど。
ともかくIWAヘビーと言う偉大なタイトルマッチのセレモニーに参加出来たのはなかなか貴重な体験。
インディファンに自慢することが出来るだろう!メジャーファンには自慢…と言うか理解されないだろうけど。

と言う訳で試合は茂木の完勝!
え?試合展開?
足を痛めているらしい森谷さん。茂木がその足を徹底的に攻めて、掌打連発して最後はフィッシャーマンバスターで終わり。こんな展開。
森谷さんはますます痩せてたな。あれじゃニセ大仁田なんて出来ない。試合開始前のサイン会は、やはり本物の大仁田だったようだ。
試合後の茂木、 認定証とトロフィー・ベルトを受け取って記念撮影。
その後マイク
『彼は膝が悪くて今日の試合も無理に出てくれました。
 でもそんな弱い奴とやって勝っても面白くないのでベルトを会社に返します。
 ふさわしい奴とベルトを争いたいと思います!』
といい人なのか悪い人なのか良く判らないアピールをして、認定証をビリビリ破く。
多くの観客はその態度に感動していたようだが…自分の頭の中では「これでディファでトーナメントが開かれるんだろうなぁ。試合数が増えるけど、時計を気にする五郎ちゃんが見られるんだろうか?」と全く違った考えが浮かんでいたりするのだった。
そうそう、この試合。IWAヘビー級のルールにかかわらず、イエローカードが一枚も出なかった。
って言うかレフェリーがイエローカードを持っていなかったような気がする。公式ルールではなかったのか?

第3試合の写真

セミファイナルセミファイナル
○佐々木貴                高木三四郎
 MIKAMI  (Hサンダーみたいな技)橋本友彦
 タノムサク・鳥羽            カラス×

高木三四郎金沢初登場とあってワクワクする。
高木入場時に「ファイヤー!」やってる観客が結構いてビックリ。皆さんよく知ってらっしゃる。
コーナーに上がってファイヤーを繰り返した後、臨戦態勢に入る高木。
予想通り選手コール後に乱戦に。
高木と鳥羽が客席の後ろの方で乱闘すれ。カラスが佐々木にケブラータを放つ。誰もがリングを見ないで乱闘を追いかける。
そんな中リングを見ると…MIKAMIが橋本に腕を極められていた
ちょっとちょっと、MIKAMIは手を骨折してるんでしょ?そんな極め方したらやばいんじゃないの?
この後もMIKAMIが捕まる展開。骨折している左手を集中的に攻められる。
後半、何とかペースを握った佐々木組。ターゲットをカラスに絞り攻め込む。
カラス、何とかこの攻めを耐えるが…パワー技で押し切る佐々木。カラスをコーナー近くに倒しMIKAMIを呼び込む。
出た〜〜〜っ!噂のスワントーンボム!綺麗〜。
いやぁ生で見られて良かったよ〜。これだけでも今日来た価値があるかも。
その後佐々木がカラスをボディースラムに持ち上げHサンダーのような形で叩きつける
カラスこれを返せず3カウント。

いや、この試合は面白かったね。
前のぬるい雰囲気を吹っ飛ばしてくれて。DDTがこんなに面白いとは思わなかった。
佐々木のパワーとスピード、鳥羽のパンチの凄さ、MIKAMIの華麗さ、高木のアピールの上手さ、橋本の柔道殺方の凄さ、カラスの…え〜っとえ〜っと…序盤はがんばって飛んでたし、後半もフォール難度も返してがんばってたもんね。
みんな上手く噛み合って絶妙な試合だったな。観客も試合に集中してたし。
そうそう橋本がカウンターで払い腰(かな?)を出したんだけど、これが凄く早くて説得力があって技が決まった瞬間に自然と客席から拍手が広がった。
最近のプロレス会場で一般客が技決まった瞬間に拍手をするって言うのは極めて稀な事。こんな所にもDDTの良さを見てしまったな。
悔しいのはDDTの情報を紙媒体でしか仕入れてなかった事。
おかげでお約束のネタについて行けない所があって非常に悔しかった!もっと勉強しておけばよかった…。

セミファイナルの写真

ここで休憩。リングは有刺鉄線の準備に入る。
トイレに行こうとしたら入り口横に人だかりが。これはもしや?と人ごみにもぐりこんで行くと…やはり三四郎集会をやっていた!
三四郎『今度はピンで金沢に来るぞ〜!』観客「お〜〜〜っ!」
『ポイズンもつれてくるぞ〜!』「お〜〜〜〜っ!」
『みんな、シャカシャカしたいか〜っ!』「シャカシャカシャカシャカ!」と手を振る客多数。
『それじゃ恒例の最後やつ行くぞ!みんな判ってるか!?』「お〜〜〜〜っ!」
『ちょっと不安だな…まず練習しよう』と練習タイム。
そして
♪チャッチャチャチャッチャ…ミュージックスタート!
手拍子で合唱、最後に『ファイヤー!』をやって三四郎集会終了。
悔しいけど楽しかったぞ!

席に戻ってリングに目をやると、香里が有刺鉄線を巻いている最中。
さすがFMW時代に何度もやっていたから慣れているようで。
1面を除いて有刺鉄線が張られ、リング内に凶器のラダー・ゴミ箱・プラスチックボックスが用意される。
さぁメインだ。

メインイベント
Xゲームノーロープ有刺鉄線ストーリートファイトエスケープゴートデスマッチ
メイン○大仁田厚                中牧昭二
 バイキングタニグチ(サンダーファイヤー)矢口壹琅
 佐野直                 死神
 サンボ浅子               ヤセ矢口2001琅×

まず中牧組入場。茂木も仲間に入って有刺鉄線バットをゴミ箱の中にセット。
会場さんがマイクを取る。
『おい金沢!久しぶりだな!』
音響が悪くて聞き取りにくく客も乗ってこない。それに気付いた会場さん
『お前ら大仁田見たいんだろ!?とっとと来いよ!』
と叫ぶと共にワイルドシンクが流れ大仁田組入場。
そのままリングになだれ込み試合開始。
それと共に観客もリング回りになだれ込む。
自分はと言うと、ある程度距離をおいてイスの上にあがって観戦。ま、当然ですわな。
試合はいつも通りゴチャゴチャと進む。
気がついたことと言えば…
バイキングタニグチなのに何で素顔なんだろう?とか、
バイキングの方なのに、なんで死神や茂木のほうと組まないんだろう?ナイトメアから外れたのかな?とか、
死神と巨漢小学生が向かい合って試合してるのは別の意味で怪奇派だなぁ、とか、
死神って結構背が高いんだなぁ、とか、
ペイントしてる矢口様見たの久しぶりだなぁ、とか。
そう言えば「矢口様〜っ」って声も聞かなかったし、十字架持ってる人もいなかった。追っかけ隊はいなくなってしまったのか?
あとは…
佐野直はラダーからのミサイルキック放って目立ってたな。
矢口様がビックファイヤーしたな。
中牧のおっさんとサンボは相変わらず地味に試合に花を添えていたな。こんなもんか?
前半押され気味だった大仁田組だけど、後半盛り返して、最後はサンダーファイヤーと言う名のノーマルパワーボムをヤセ矢口に連発した大仁田がフォール勝ち。

その後は恒例の大仁田劇場
『おいみんな×3。よく聞け×3。オレは参議院議員じゃ〜っ!』
『12月14日はアフガンにいる〜っ!』
『12月31日は、またもや猪木の前に×2、参上じゃ〜っ!』
『オレは明日国会で答弁する。それは何かと言うと×2、児童虐待じゃ〜っ!』
『お前ら良く聞け×2、誰になんと言われようとも×2、胸いっぱい自分の道を生きていこうぜ〜っ!』
この間に聖水を掛け捲るんだけど…水掛けられそうになると逃げる奴がいっぱいいるんだよな。
おいおい聖水受けるために前に出てるんだからさ、逃げるなよ!回りの人巻き込んで汚しちゃうだろう?それで怪我して『プロレスファンが怪我』なんて新聞に書かれちゃったら、プロレスファンが迷惑だよ。
そうそう、傘を持ってリングサイドにいる客もいたな。集中的に水掛けられてたけど。
ま、金沢のファンはやっぱり野次馬的なファンが多いって事だよな。
プロレス見るなら集中してプロレス見ろ!大仁田に心酔するなら心酔しろ!中途半端に見るんだったら離れて冷静に見ろ!
それが出来てない人が多いんだよ。この土地は。

話がそれてしまった…
その後客を引き連れて売店に移動した大仁田。
売店の机の上に上がって
『1・2・3、ファイヤー!』
で締めておしまい。
…と思ったら、バックステージでマスコミ向け大仁田劇場。
これがブルーシートで囲まれた所だったんで、ファンも乱入して公開大仁田劇場になっちゃった。
『俺は絶対に謝らん!』
って叫んでいたけど…女性問題の事なのかな?

メインの写真

さて、今回の大仁田興行。
面白かったよ。国際プロレスあり、DDTあり、大仁田ワールドありといろんな世界を楽しませてもらった。
観戦記見てもらって判ると思うけど、試合ごとに文章の書き方が違っているのはその試合ごとの楽しみ方が出来たから。
これも国際プロの世界をちょっと覗いた事があるから出来たんであって、あの世界を知らなかったら楽しめなかったかもしれないけどね。
でもまぁ…立ち見で十分の世界なんだよなぁ。特リン7000円、しかも最前にA列付きはきつい!
ま、地方で国際プロとDDTを楽しめたと思えば…我慢するか!
あ…これは大仁田興行だったんだ…

12・2大仁田興行金沢大会写真集

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